ごあいさつ
名誉理事長の想い
~将来の幸せ作りの基礎と、人間味が豊かになるための経験を~ 愛してやまない「くるみ幼稚園」
戦後間もない厳しい中で、たくさんの人たちが何とか這い上がろうと、頑張っている姿を目の当たりにしました。
その中で、『健康な体には、健康な精神が宿り、大きな壁や難題に立ちはだかったとしても、乗り越えられる力となる』と確信しました。
本園法人名を学問の神様である菅原道真公の天神様(学を修め、逆境にもめげない、強く円満な人間性を作る)にちなみ、「学問と健康を両立することで、人生を力強く切り開いていける」と考えました。
そこで、小さな子どもたちの健全な環境(体力や教育環境等)の必要性を強く感じる中で、学校の校舎解体計画のあった松橋高校の二階建て木造校舎を購入し、先祖代々のこの渡鹿の地に、園舎を建てました。
私の人間性と同じ無謀な挑戦の連続でしたが、設立初年度は60名程度の子どもたちが集まり、伸び伸びと遊べる運動場(緑の芝生)も含め、賑やかな笑い声に包まれながらのスタートとなったことを思い出します。
その後、幼児期の教育のニーズは年々高まり、たくさんの熱心な先生たち・保護者の皆様や地域の皆様に支えられ、多くの子どもたちが集い、巣立っていきました。
(3,549名:令和5年度)
認定こども園に生まれ変わり(10年目)、幼稚園としての歩み(47年目)を続ける中で、まだまだ地域や国から求められる役割があると考えます。
制度上、まだまだ課題も多く、園を取り巻く環境は厳しさも増していますが、子どもたち・保護者の皆様の充実した環境は勿論、先生たちの立場や役割等の重要性等、益々求められていると感じています。
私の希望は、『将来、社会のためになる人材を輩出する園であり続けたい』と、強く考えています。
伸び伸びと元気な子どもたち。
しっかりと挨拶出来る子どもたち。
子どもたちが体験学習や新しいことに挑戦し、感動や感激を味わう子どもたち。
広々とした緑の芝生・たくさんの木々や草花に囲まれる豊かな自然環境の中で、『将来の幸せ作りの基礎と、人間味豊かになるための経験を育んでほしい』と願っています。
さぁ、子どもたち・保護者の皆様や先生たちも、人間味豊かになるために、一緒に楽しく・頑張りましょう!!
天神学園
名誉理事長 藤本 榮次
園長 ご挨拶
~夢や冒険の世界に飛び込み、さらに心を大きくしよう~
ご縁があって、熊本地にたどり着き、気が付けば長い年月を、このくるみ幼稚園で過ごしています。
これまで、本当にたくさんのくるみっこ・保護者の皆様・先生たちや地域の皆様との触れ合いや支え・応援により、今日の幼稚園があると考えると共に、この夢空間の中で、自身も多くのことを学び、成長させていただいています。
くるみ幼稚園で大切にしていることはたくさんありますが、最も大切にしていることは『心』です。
心を中心に、物事を見つめ、考え、判断し、行動することがとても大切であると考えます。
小さな子どもたちには、無限の可能性があります。
小さな子どもたちから、大きなエネルギーをもらうことがあります。
失敗したって、大丈夫!!
日々心磨きを行いながら、冒険心・探求心を持って、夢中体験・感動体験を通して、自身の夢を叶えるための土台作りや、結果として夢を追い続ける中で、まわりの人たちに自然と温かい心を届けられる存在・人材等、このくるみ幼稚園からたくさん輩出したいと強く思っています。
また、私たちは熊本地震を体感しました。
現在、他県や他国においても、自然災害等も含め、多くの人たちが苦しみ、目の前のことで精いっぱいな生活を送っていると考えます。
私たちは、園で集い・遊び・学べる幸せを、今一度振り返り、大切にしなければならないと強く思っています。
子どもたちに『心』の大切さを伝え・響かせる中で、将来そんな子どもたちが増えれば、さらに幸せな人たちや社会・世界になると考えます。
くるみっこも、全ての関係者の皆様も、ご縁があって、『くるみ幼稚園』に集いました。
このご縁を大切にしながら、皆で笑い、時に泣き、たくさんのことにチャレンジやベストを尽くす中で、豊かな人間力を培ってほしいと願っています。
幼保連携型認定こども園
くるみ幼稚園園長 坂本 公