本日、5歳児が『刑務所運動会🏳🌈』に参加しました。
「何かドキドキしたけど、楽しかった」
「ワクワクした。ビル(建物)が大きくて、凄かった」
「踊るのが、楽しかった」
「幼稚園より、園庭が広かった」
「初めてのことで、ドキドキした」
「緊張した~ぁ」
「(入口にあった)トロフィーが、銀でカッコ良かった」
「(刑務官の)恰好が、カッコ良かった」
「あそこ(運動場)で、走ってみたい」
「ちょっと緊張したけど、いっぱい踊れた」
「運動会のトロフィーが、大きかった」
「一生懸命、やってみた」
「拍手が嬉しかった」
「ちゃんと踊れて良かった」
「(みんなの拍手や笑顔で送り出され)退場が嬉しかった」
「この前、刑務所の前を通ったことがある」
「(最初で最後の体験を踏まえ)俺、もうここには来ない」・・・(汗)
「ここ入ったことがある!」・・・(笑)
「(刑務官を見て)悪いことしたら、捕まるんでしょう?ちゃんとしなくっちゃ」・・・(大笑)
子どもたちなりに、何かを感じ・楽しみ・刺激を受ける等、貴重な体験の場であったと思います。
くるみ幼稚園として、何十年もの間、刑務所からご招待を受け、交流を続けています。
近年はコロナ禍の影響もあり、中々運動会に参加することが出来ませんでした。
早朝から小雨が降っていたこともあり、子どもたちの演技発表は、ギリギリでの難しい判断でもありました。
一方で、刑務所所長様をはじめ、刑務官の皆様や関係者の皆様から・・・
「子どもたちの演技が見たいです」
「今まで見たことがないので、是非見てみたいです」
「受刑者をはじめ、皆がとても楽しみにしています」
「何とか出てもらえると嬉しいです」 等
様々な想いが、運動会が進行するにつれて、大きく感じる状態でした。
結果的に、雨も直前でおさまり、くるみっこは新たな体験を体感することが出来ました。
子どもたちが、会場に到着しました。
刑務官の皆様や受刑者も、皆自然と笑みがこぼれます。
運動会が、より華やぐ瞬間を感じました☆ミ
早速、子どもたちがグラウンドに入場し、整列すると・・・
どこからともなく・・・
「楽しみ~」・「楽しみだなぁ~」や、さらに大きな拍手等・・・
受刑者の気持ちが、ダイレクトに伝わってきました。
子どもたちは、本当に凄い力を持っています🌟
初めての場所で、ぶっつけ本番となる中で・・・
ワクワク・ドキドキしながらも、楽しみながらベストを尽くしてくれました。
代表児の挨拶も、さらにどっと沸く瞬間がありました。
子どもたちのその姿に、まわりの大人がジッと固唾をのんで見守っていました。
子どもたちの存在やその姿に・・・
たくさんの人たちに、その存在を期待・喜ばれている姿に・・・
何だか胸がいっぱいになりました。
ある刑務官の方が、わざわざ「本日はありがとうございました。感動しました」と言って、涙がこぼれそうになっていました。
「こちらこそ、子どもたちの姿に感動してもらい、嬉しくなります」と伝えると・・・
「どちらが先に泣くかと思っていました」・・・(笑)
互いに、多くは語り合いませんでしたが・・・
互いに、嬉しさや感動が込み上げてきたことに喜びが溢れました。
会場にいた人たちも、大きなエネルギーをもらったと考えます。
受刑者は、犯罪をした人であり、被害者も存在しています。
安易に、「更生してほしい」という表現は使いませんが・・・
本人たちが、何か大切なことを感じ・学び、これまでの生活に反省や振り返り等も含め・・・
今後、より良く生きていこうと努力や行動するきっかけとなったのであれば・・・
交流の大切な一つの意義なのかもしれません。
他界された名誉理事長先生が、常々「地域貢献」について、熱く語っていたことを思い出します👀
「子どもは、皆を明るく・元気にさせる」
「大人が思っている以上に、子どもは凄い力を持ち、発揮することが出来る」
「子どもたちの存在で、地域を明るく照らしていきたい」
今回の場面では・・・
受刑者のみならず、刑務官の皆様や関係者の皆様にとって・・・
子どもの存在が、まわりを明るく・楽しく・元気にする瞬間でもあり・・・
また、いつか子どもたちには・・・
『自分の存在で、他者に大きな力を与えることへの喜び🤩』
に気づき・理解してほしいと思います。
改めて、『子どもの内なる大きな力💚』を、強く感じる瞬間でもありました😊
引き続き、くるみっこには、目の前のことに夢中になってもらう中で・・・
自然と、まわりの人々を幸せにするオーラも・・・
放ち続けたほしいと思います🌟🌟🌟